✔︎TOIEC300点台のレベルってどうなの?
✔︎400点台まで上げるためにはどうしたらいいの?
✔︎500点まで上げるためにはどうしたらいいの?
✔︎会社でTOEICが必須なんだけど
英語の勉強の仕方なんてわからないよ・・・!
この記事にたどり着いていただいたあなたは、このようなことでお悩みなのではないでしょうか?
TOEICは4択のマーク式試験であり、「鉛筆を転がして適当に回答したとしても、確率論から300点は取れる」と言われています。ということは、どんな英語初心者でも300点は取れるとされているのです。
誰でも300点は取れるなんて、ちょっとショックな事実だったかもしれません。しかしながら、日本で生まれ、日本語圏で生活をしてきたごく普通の日本人であれば、必ずTOEIC300点台のレベルの時代があるはずなんです!そしてTOEICは勉強次第でいくらでも点数を伸ばせるという事実もあるのです!!
私自身もまさに、日本生まれ・日本育ち・中学の授業で初めて英語に触れたという、ごくごく一般的な日本人です。今では英語講師や実務翻訳者としてお仕事をさせていただけるようになりましたが、私もかつてはTOEIC300点レベルだった時代がありました。
この記事では、
✔︎TOEIC300点の具体的な英語レベル
✔︎初級者向けのオススメの参考書
✔︎オススメの勉強方法
✔︎オススメしない勉強方法
について、実際の私の経験も踏まえてまとめていきたいと思います!
どうすれば良いのか全くわからない!
そんな方は、是非是非この記事を参考にしてみてくださいね!もしも最後まで読んでみた中で質問などがあれば、この記事にコメントいただいても構いませんし、実際にお話ししながら学習方法をアドバイスすることもできますので、お気軽にご相談ください!✨
もくじ
TOEIC300点台のレベルは?
まずはTOEIC300点台の、具体的な英語レベルをチェックしてみましょう。TOEICの公式情報によると、TOEIC395点以下の点数では、以下のことがなんとかできるレベルとされています。
打ち解けた状況での
“How are you?”などの質問の理解ができる
2.
ゆっくりと配慮して話してもらえば、
目的地までの道順がなんとか理解できる。
3.
滞在場所、期間、旅の目的を聞かれた時の
質問がなんとか理解できる。
4.
自己紹介を聞いて
相手の名前や出身地等を
なんとか聞き取ることができる。
5.
空港で、発着時刻や搭乗ゲート等の
変更アナウンスがなんとか聞き取れる。
6.
看板を見てどんな店なのかを
なんとか理解することができる。
7.
電車やバス、飛行機の時刻表を見て
なんとか理解できる。
8.
自分宛てに書かれた簡単な仕事上のメモを
読んでなんとか理解できる。
9.
自分に関連した商品のカタログやパンフレットを
読んでなんとか理解できる。
10.
電話帳で必要な情報(人や会社など)を
探すことができる。
参考:→TOEIC公式サイト
いかがでしょうか?自分のレベルに当てはまっていそうですか?
ちなみにTOEIC300点は、英検でいうと4級~3級レベルというデータも出ています。英検4級は中学2年生で学習する英語のレベル、英検3級は中学3年生で学習する英語のレベルです。
ここから、TOEIC300点台とは、義務教育で学習する「基本」の英語をなんとか習得しているレベルということもできます。
以上のことからまとめるとTOEIC300点は、義務教育で学習する基本の英語を習得しており、短い英語であれば理解でき、ゆっくり話してもらいさえすれば必要な情報を理解できるレベルであるということができそうです。
どうやって勉強したらいいの?
TOEICの学習を始める場合、大きく分けて以下の3つのやり方があると思っています。
1. 英語教室のTOEIC対策講座に申し込む
2. 自分で参考書を選んで独学する
3. TOEIC通信教材を使う
この中でも私自身がもっともオススメするのは、TOEICの通信教材を使うことです。なぜなら私自身が、初めてTOEICで450点をとった時に使っていた教材が、アルクの通信教材だったからです!とはいえ、どのやり方が良いのかは、その人の性格などによっても異なると思いますので、ここからは、それぞれのメリットやデメリットについてもまとめていきたいと思います!
英語教室のTOEIC対策講座に申し込む
→一緒にやる仲間がいることで成長できる
→英語教室に通うための時間がある
→金銭的な余裕がある
英会話教室にいけば、そこには英語指導のプロと、選りすぐられた教材が揃っています。先生がいることで、わからないことを直接質問することができたり、自分では気づかなかった苦手ポイントを知ったり、勘違いしていた英語の使い方なども指摘してもらうことができます。また、一緒に学習できる、同じくらいのレベルの仲間ができることは、モチベーションに繋がるはずです!
→料金が高い
→外国人の解説はよくわからない
→TOEIC学習には向いてない・・・(?)
★料金が高い
まず英会話教室は授業料が高額です。特に大手の英会話教室ですと、お月謝の他に、入会金や授業料などの別途料金が必要な場合がほとんどです。
★外国人の解説はよくわからない
英会話教室の先生が外国人だった場合、日本人がどういうところでつまづくのか、わかってもらえないことがあります。もしも英語教室でTOEICコースを取るのなら、日本人の先生に教えてもらうのが、確実にオススメです!
英会話教室はTOEIC学習には向いてない?
TOEICの学習方法に関していえば、小手先のテクニックを習うというよりは、どれだけコツコツ自主学習を頑張れるかが一番の鍵になってきます。ですので、教室で先生の話を聞くよりも、コツコツ自分で学習をする時間の方が大切なのです。(もちろん、英会話スクールに通うことが、自己学習のモチベーションになるという方もいらっしゃると思います!)
個人的な意見として、英会話教室のメリットって、外国人講師やクラスメートと英語で会話する機会を持てることだと思うんです。英語教室をオススメしたいのは、TOEIC学習者というより、日常会話ができるようになりたいという方です。
自分で参考書を選んで独学する
→自分で計画して、コツコツ学習できる
→勉強は得意なほう
→情報収集が得意
自分で計画を立てコツコツ続けられる能力は、独学に必須です!しかしながら、教室に通ったり、通信教材で勉強する場合でも、TOEICの点数を確実に上げたいならば、自主学習ができるというスキルは必須になってきます!!どれだけ勉強する時間を確保できるかが、上達の鍵なんです。
いきなり、「1日1時間勉強する」という大きな目標を立ててしまうと、負担が大きくて続かなくなってしまうという話をよく聞きます。まずは1日15分でもいいので、英語学習の時間をとって、それを習慣にしてください!
さらに、独学するときに、どんな教材を選ぶかが最大のキーになってきます。TOEIC400点 〜500点を目指す方向けの教材のオススメをおしらせしますね!
TOEIC点数アップのために、揃えていただきたい教材は以下の3点です。
・リーディングの教材
・単語帳
リスニングやリーディングの教材として選ぶときは、解説のついているものを選んでくださいね!問題をやるだけではなくて、必ず解説も読みながら、英語の力をつけていってください。
解説付きのものでオススメはこちらの公式問題集です!
ちょっとテクニック的なお話になるのですが、TOEICの中でも点数の取りやすいパートというのがあるんです。それが、リスニングセクションのpart2、リーディングセクションならpart5とpart6です!
part2は、聞こえてきた会話の音声に対して、もっとも適切な答えを次に聞こえる3択の音声から選ぶという問題です。part5は文法や語彙の穴埋め問題、part6は、メール文などの空所を選ぶ穴埋め問題です。これらのパートは比較的易しく、もっとも点数が取りやすいとされています。これらのパートから重点的に攻略していく、というのも点数アップのための戦略の一つですね!!
問題を解く練習と同時並行で進めていただきたいのが、単語学習です。TOEICでは、語彙が命です。これは初級から上級まで、全てのレベルに言えることです。単語をコツコツ覚えるのは根気がいることですが、語彙力が上がれば上がるほど、面白いほどに英語が理解できるようになって来ます!
TOEIC400点を目指す方であれば、こちらの単語帳がオススメです。
この単語帳、中身はこんな感じで絵がついているんです。
絵がついていることで、脳みそが単語を絵と結びつけて覚えてくれるので、文字だけの単語帳よりも、覚えやすいはず!!
→教えてもらえない
→レベルに合っていない教材を選んでしまうことがある
→つまらなくなる
上記に教材をいくつか紹介しましたが、誰にでも必ず教材に飽きる日が来ます。。。もしもその教材が終了しているのなら、次の教材に進んで良いのですが、気づいたら本棚にやりかけの英語教材が溜まっていた、なんていう話もよく聞きます。一つ教材を買ったら、根気よく取り組んでみてくださいね!とはいえ、その教材が合っていない場合もありますので、悩んだら、周りの英語ができる人に相談してみるのも良いでしょう。
通信教材を使う
・レベルに合わせて選べる!
・教材一つで完結する!
・講座内でスケジュール管理もできる!
私がいちばんオススメするのが、この通信教材を使う方法です。実際に私自身がTOEICを初めて受けた時に使った教材が、アルクの通信教材でした。この教材は、大学から支給されたものだったのですが、これのおかげで初めてのTOEICテストで450点をとりました。また、当時は、400点取らないと、単位をもらえなかったので、単位のために勉強してました。笑 その後、社会人になってからTOEIC700点を目指したときに使った教材もアルクでした。(800点以降は、通信教材は使わずに、書籍の問題集をひたすら解く勉強法で勉強しました。)
アルクの教材は、使いやすさも実績も、文句なしに良いと言えると思います。また、教材の期間に期間が定められており、学習計画を立てやすいのもメリットです。TOEICなどのテスト勉強は、短期間集中して勉強することで、点数も上がるし、英語力も上がります。
例えばアルクのTOEIC教材の中でも、もっとも易しいレベルのTOEIC超入門講座
は、3ヶ月の学習コースとなっています。
テキストだけでなく、チェックテストや、テストの課題もあります。CDや講義動画などで学習ができることは、英語初心者さんの強い味方となってくれるはずです。公式ホームページから、テキストの中身や一部の動画を視聴できるので、チェックしてみてくださいね!!
また、もう少し上のレベルである500点を目指す方にも、ちゃんと教材が用意されています。こちらも同じように中身を覗くことができるので、「超入門」か「500点」か、あっている方を選んでみてくださいね!
TOEICを目標にすべき?
以上、TOEICの勉強方法をまとめてきました。英語の先生である私がこんなこと言うのもなんですが、TOEICの勉強って正直言ってつまらないです笑
ですので、点数アップを夢見て取り組んで見ても、それが叶わないまま挫折しちゃう人も結構多いんです。
だからTOEICはやめろと言いたいのではありません。私がアドバイスしたいのは、TOEICを受けようと思った最初の理由を、ずっと忘れないようにしてください。と言うことなんです。
「良い企業に就職したい」、「会社で昇進したい」、「海外部署とのやり取りをスムーズに行いたい」などなど、TOEICで点数を取ることで、叶えたい野望があるのではないでしょうか?単にTOEICの点数を上げることだけにフォーカスしてしまうと、だんだん続かなくなってしまうので、「どうしてTOEICの点数をあげたいのか」、「TOEICの点数が上がったら何がしたいのか」、「野望を叶えるためには何点必要なのか」、この辺をもう一度考えてみてください!!
まとめ
という事で今日のまとめです!
TOEICの勉強の方法は3種類
→英語教室のTOEIC対策講座を受ける
→独学する
→通信講座を受ける
この中でもオススメは、通信講座を受けること!
もしも独学するなら、TOEIC公式問題集と絵のついた単語帳を購入するべきで、特に比較的易しい問題の多い part2, part5, part6の対策をするのがオススメ!!
以上です^^
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
英語コーチの
ゆうちゃんと申します!