こんにちは!英語講師のゆうちゃんです♩
英検の筆記試験に合格したら
次にはインタビューの試験が待っていますね!
どんな風に点数がつけられるの?
(ドキドキ・・・)
この記事を読んでいるということは
このようなことが気になっているのでは
ないでしょうか??
今回の記事では
2級二次試験の合格率や点数について
まとめていきますので、
参考にしてみてくださいね!!
英検2級の合格点は?
英検2級の2次試験では、60パーセントの点数が取れれば合格です!(めやす)
これについて具体的に説明していきますね。
まずは2級二次試験の内容ですが、
試験の流れを以下に示します!
アンダーラインが引いてある項目が
実際の点数がつけられる項目です。
1. 入室・挨拶
2. 質問カード(文章と絵が書いてある)を渡される
3. 文章の黙読(20秒)
4. 文章の音読
5. 文章についての質問(No.1)
6. 絵の展開説明を考える(20秒)
7. 絵の展開説明(No.2)
8. 受験者の意見を問う質問1(No.3)
9. 受験者の意見を問う質問2(No.4)
10. 挨拶・退室
以上のアンダーラインの項目の他に
面接全体としての「態度」(アティチュード)にも
点数が加算されます。
これは文字通り
その人の面接に対する態度を評価するものです。
自分の言いたいことを伝えようとする姿勢があるか、
という観点から、点数がつけられます。
例えば、笑顔、声の大きさ、
身振り手振り、目を見て話しているか、
試験管のいうことに反応しているか、
とかとか、そんなところが見られると
考えていただければ良いかと思います。
2級の面接試験では以上のような観点から
総合的な英語コミュニケーション力が判断されるのです。
下記の表をみてみてね。
No. | 内容 | 配点 | 合格点 |
– | パッセージ音読 | 5点 | 19/33点 |
No.1 | パッセージに 関する質問 |
5点 | |
No.2 | 絵の説明 | 10点 | |
No.3 | 意見を問う質問 | 5点 | |
No.4 | 意見を問う質問 | 5点 | |
– | 態度 | 3点 |
合計33点のうち19点を取ることが
合格の目安となるわけです。
つまり、全体の60%です。
ただし、上記の点数が
合格点の目安
と言ったのには理由があります。
2016年までの二次面接は、
この19点さえ獲得することができれば
合格することができました。
つまり、例えば
No.4 が 0点 だったとしても、
他の項目で挽回して
合計が19点ならば、合格だったのです。
しかし2016年に
CSEスコアというのものが導入され
配点基準がちょっとややこしくなりました。
CSEスコアについては
ここでは詳しい説明は省きますが、
これにより単純に点数を加算させれば良いのではなく、
全ての設問全体で
バランスよく点数を取らなければいけなかったり、
他の受験者の点数によっても
合格の基準が変動したりするようになりました。
ということで、
単純に点数だけで判断するのでは
なくなったわけです。
ただし、CSEスコア導入後も
だいたい60%くらいの点数をバランスよくとっておけば
合格できるという認識で間違いはないと思います!
実際に私の生徒さんたちが
CSEスコア導入後に
30名以上が英検の受験をしましたが、
合格できるレベルについては
CSEスコア以前の面接の感じと
大きく変動があったような感触は
ありませんでした。
結論、配点としては、
全体の設問に対して
60%くらいの受け答えをバランスよくできれば良い
こんな風に思っています。
二次試験の合格率はどれくらい?
英検2級の二次試験の合格率は
82.3%と言われています。
ちなみに英検2級全体としての合格率は
以下のようになっております。
2015年度: 26.4%
2014年度: 25.1%
2013年度: 26.2%
2012年度: 25.0%
2011年度: 25.2%
2010年度: 24.9%
だいたい25%くらいの合格率ということですね。
このデータからわかることは、
英検2級は一次試験の難易度が
かなり高いということだと思います。
全体としての合格率25%で
二次試験の合格率が82%ということは、
単純に計算すると、
一次試験の合格率が約30%ということになりますよね。
英検が合格率を公表していたのは2013年度までで
2014年以降の合格率データについては
一部に限ってプレスリリース等で発表することがあります。
上記のデータはインターネット上に掲載されていた
過去の英検の情報を集めたものです。
参考サイト:
https://www.omakizaru.com
https://english-navi.biz/
https://www.paideia-i.jp/eikenmenu/nijitaisaku.html
ここで少し2級のレベルのお話をします。
英検2級のレベルは
大学入試問題レベルに近く
単語や文法も高校卒業程度のレベルが
求められます。
長文の内容も科学や環境問題などの分野から
出題されるので、
高いレベルの読解力が必要になるのです。
この難易度の高い
一次試験を突破するレベルの英語力をお持ちであれば、
二次試験の面接内容は
そこまで難しいものではないはずなのです。
とはいえ、
文章を書くことはできるけど、
会話になれていなかったり、
その場で英語にして喋るのが苦手、
という方もいらっしゃると思います。
面談はコミュニケーション力なので
普段「話す」という機会がない方にとっては
どうしても難しく感じてしまいます。
しかしながら、
現時点で会話になれていなかったとしても
面接の”練習”を重ねてきちんと対策すれば
二次試験も合格することができるはずです!
一次試験に合格したということは、
かなりすごいことなので、
そこに自信を持ってくださいね!
きっと、面接試験も大丈夫なので、
頑張ってください!
面接で落ちる原因は何?
これまで書いてきたことを読んでいただければ
どのようにしたら二次試験に合格することができるのか、
なんとなくわかってくるかと思います。
面接に落ちてしまう原因を言うとすれば
対策が十分でない
と言えるのではないかと思います。
二次面接はパターンが決まっているので
問題集や模擬練習などを重ねて
本番に備えましょう!
こちらの記事も読まれています♩
書籍として売られているものとしては
旺文社で出版されているものがオススメです!!
↓↓↓
こちらの教材は、
実際の面接時に渡される
イラスト入りの質問カード10回分と、
模範解答や注意したいポイントまで
わかりやすく解説してくれてあるのが特徴です。
レベルも実際のテストに形式が非常に近く、
私自身も生徒さんと面接練習をするときは
この教材を使いますし、
結果として
この教材を使って練習し、合格した生徒さんが
多数いらっしゃいます。
英検全体に関していえば、
単語や筆記試験の教材も
旺文社さんのものはとてもわかりやすくて
一番オススメしたいので
英検だったら旺文社!
と覚えておいてもらいたいです!★
もしも、英語教室などの先生にお願いするのならば、
英検に詳しい先生を選ぶようにしましょう!
英語面接とはいえ、
英検の対策と言う観点から、
外国人の先生よりも日本人の先生の方が
向いているのではないかと思います。
英会話になれない日本人の思考がわかるので
アドバイスがスーッと入ってくるはずです!
面接前に知っておきたいこと
最後にこれから面接を受けるという方のために
入室から退室までの
具体的な流れとポイントを解説します。
1:入室
係員の指示に従い、面接室に入ります。
まず最初にノックをしてみましょう。
(必要に応じて)
そのあとに
(入っていいですか?)
と言いましょう。
面接官が
などと答えてくれるので
これを聞いてから入室しましょうね。
入室したら
と笑顔で挨拶します。
笑顔で挨拶すると
印象も良いですね^^
2:「面接カード」を渡す
面接委員に「面接カード」を手渡します。
面接官が
(カードをもらっていいですか?)
などと言ってくれるので
(はい、どうぞ)
と返事をして
カードをわたしましょう。
3:着席
面接委員の指示に従い、着席します。
(席に座ってください)
などと指示が出されるので
(ありがとうございます)
と言って席についてください。
基本的に面接官がいうことには
全て英語で反応できるよう
練習しましょう!
4:氏名・級の確認・挨拶
面接委員があなたの氏名と
これから受験する級の確認をします。
その後、簡単な挨拶をします。
こんな感じです。
↓↓↓
Nice to meet you.
May I have your name please?
(わたしの名前はひよこです、初めまして。
あなたの名前を教えていただけますか?)
Nice to meet you.
(これは英検2級の試験です、
問題ないですね?)
その後簡単な質問がされそうです。
例えば・・・
などなど・・・・
難しい質問はされないので
突然の英語の質問にびっくりしないよう
心の準備をしておきましょうね!
5:「問題カード」を受け取る
いよいよテストが始まります!
面接委員からパッセージ(文章)と
イラストが印刷された「問題カード」が手渡されます。
ここでも会話のキャッチボールをしましょう!
6:パッセージの黙読(20秒)
まず、パッセージ(文章)を黙読するように指示されます。
黙読時間は20秒間です。
(20秒で文章の内容を理解しましょう!)
7:パッセージの音読
黙読後、面接委員から音読するように指示がありますので
英語のタイトルから読んでください。
“タイトル・・・・
本文・・・・・”
落ち着いて本文を読みましょう!
わからない単語があったとしても
止まらずに
適当に読み切ってしまいましょう!
8:パッセージについての質問(No. 1)
音読の後、面接委員が質問しますので、答えてください。
落ち着いて答えを探し回答しましょう。
9:イラスト説明の準備(20秒)
4コマ漫画のようになっているイラストの
ストーリーを説明します。
20秒考える時間が与えられるので
その間に英文でストーリーを考えます。
難しく考える必要はありません。
自分の知っている単語だけを使って
できるだけ簡単に説明する準備をしましょう!
10:イラスト説明(No.2)
落ち着いてゆっくり説明をします。
11:受験者自身の意見を問う(No.3, No.4)
No.4は面接カードの内容に関連した質問、
No.5は面接カードとは特に関連のない質問です。
焦る必要はありません。
もしも言葉に詰まってしまいそうになったら
などを使って時間を稼いでみましょう^^
12:「問題カード」を面接委員に返す
Please give me the card.
here you are.
試験が終了したら、必ず「問題カード」を面接委員に返してから、退室してください。
退室するときには
Have a good day!
などと挨拶すると
印象がいいですね!
まとめ
いかがでしたか?
少しでも面接に対する不安を
取り除くことができたでしょうか??
今日のお話をまとめるとこんな感じ
↓↓↓
全体的に60%くらいの受け答えができれば良い
一次試験通過者の
二次試験の合格率は82%
面接前にきちんと対策すること!
対策本を選ぶなら旺文社!
教室に英検対策をお願いするのならば、
英検に詳しい先生を選ぶこと!
以上、
最後まで読んでいただき
ありがとうございました!
何点取れたら合格なんだろう?