こんにちは♩英語講師のゆうちゃんです★
今回の記事では、
TEAPスピーキング問題について解説していきたいと思います!
もくじ
スピーキングの流れや例題
TEAPのスピーキングでは、教室に入ったら、上にある写真のようなイメージで面接官と向かい合って座ります。試験が始まると、音声は録音されます。また、話す時間や考える時間も定められており、時間をきっちり測りながら試験が進行します。
試験問題は、Part1~Part4で構成されており、試験時間は約10分です。
ここからは、それぞれのPartについて、もうすこし具体的に問題の内容を確認してみましょう!
Part1: 受験者の生活に関する質問
受験者自身のことについて説明する試験です。ここでの質問は3つです。TEAP公式サイトに掲載されている例題をみてみましょう!
2. I’m sure there have been many events at your high school. Which event did you enjoy the most?
3. What kind of job would you like to have in the future?
これらの質問に、2文〜3文程度の英文で答えることができるとよいでしょう。
答えの例は、こんな感じ★
自分だったらどんな風に答えるか、答えを準備しておけるとよいでしょう。
ちなみに、生活に関する質問では、そのほかにもこんな質問も予想されます。
What do you want to study at college?
Do you want to go abroad in the future?
Do you belong to any club activity?
Do you get up early or late on weekends?
Do you have any pets?
どんな質問でもとっさに答えられるよう、自分の答えを準備しておきましょう!
Part2: インタビュー(ロールプレイ型)
Part 2では、「レポートの宿題のため、誰かにインタビューをする」というシチュエーションです。聞きたいことが書かれたカードが手渡されるので、そのカードに書いてあることをもとに、面接官にインタビューをするという課題です。ここでは準備の時間が30秒与えられます。30秒の間にどんな質問をするかを考えます。
公式サイトの例題だと、インタビューカードはこんな感じ!
(※高校の先生にインタビューする場合)
Ask questions about:
・The grade he/she teaches
・The subject(s) he/she teaches
・Problems in class
・Advice for future high-school teachers
インタビューの問題では、文法を正しく質問文を作る力が求められます。それぞれの情報について、そのような質問文にすればよいか、ヒントをご紹介しますね!
▪️一般動詞がある文章
例題でいうと、これらの文章です。
(教えている学年)
・The subject(s) he/she teaches
(教えている教科)
英文に一般動詞が入っている場合は、
What + 名詞 + do you 一般動詞?
の形で文章をつくればうまくいくはずです。
・The grade he/she teaches
→What grade do you teach?
・The subject(s) he/she teaches
→What subject do you teach?
▪️一般動詞がない文章
以下のように、文章の中に動詞がない場合です。
(クラスの問題)
・Advice for future high-school teachers
(将来の高校の先生へのアドバイス)
こんなときは、
・What are(is) the ~ ?
・Are there any ~ ?
・Do you have any ~ ?
などで文章をつくってみましょう。
・Problems in class
→What are the problems in your class?
→Do you have any problems in your class?
→Are there any problems in your class?
・Advice for future high-school teachers
→Do you have any advice for future high-school teachers?
▪️面接官の答えへのあいづち
面接官が答えた後は、かならず反応するようにしましょう!
こんなあいづちを使ってみましょう!
I see. (なるほど)
That’s great! (いいですね!)
That’s sounds good! (いいですね!)
That must be hard. (大変そうですね)
That must be fun! (楽しそうですね!)
最後は ”Thank you very much.” とお礼を言って、インタビューを終わらせるようにしましょう!
◾️大学生にインタビューをする
Ask questions about:
・His/her major
・When he/she entered the university
・The things he/she enjoys at the university
・The kind of job he/she want to do
・His/her major
→What’s your major?
・When he/she entered the university
→When did you enter the university?
(※ 問題によって、”when”や”what time”を使うような課題もあります!)
・The things he/she enjoys at the university
→What do you enjoy at the university?
・The kind of job he/she want to do
→What kind of job do you want to do?
質問をしたあとは、面接官の回答をよく聞いて、それにあったあいづちを忘れないでくださいね。
Part3:1つのテーマに沿ったスピーチ
Part3は、与えられたテーマに関して、1分間スピーチをする課題です。公式HPにある例題はこちらです。
Do you agree with this statement? Why or why not?
この文章が書かれたトピックカードを渡され、30秒間の準備時間の後に自分の意見を述べる課題です。
答えの例としては、こんな感じ!
Many children like to sing a song or read a book at school, so if there are English lessons in Elementary schools, they can learn English enjoying English books or English songs. So I think it is good to teach English at Japanese elementary schools.
上記の例では、I agree.と自分の立場を明確にしたあと、「英語の歌を歌ったり、本を読んだり、楽しむことができるから」と理由を1つ語っています。さらに、「だから、私はこう思うんだ」と、スピーチをしめていますね。
この例文のように、
1. まずは自分の立場を明確に
2. その理由を述べる
3. しめの言葉
のように話をすすめると、意見を順序立ててまとめることができるでしょう。もう少し具体的にみていきます。
▪️1.まずは自分の立場を明確に。
”I agree with this statement: it is ~ .”
または
”I disagree with this statement: it is ~.”
で文章を始めましょう。賛成なのか反対なのか、まずは自分の立場を明確にしてください。
“it is ~. “ の部分は、入れなくてもよいのですが、入れることで1分の時間稼ぎになるでしょう。ここには、トピックカードに書いてある文をそのまま挿入すればだOKです。
▪️2. 理由と具体例を
自分がそう思う理由を1~3個述べましょう。
1つ目の理由→その具体例
2つ目の理由→その具体例
3つ目の理由→その具体例
というように、ひとつひとつ順番に述べていくとわかりやすいと思います。
それぞれの理由を言うときには、“First, ~ .” “Second, ~ .” “Third, ~ .”などを冒頭に入れてもよいでしょう。
よく、「うまい理由がみつからない・・・」という相談をいただきますが、理由や具体例を言うときは、なるべく自分のことや、自分のみじかなことと結びつけると一気に英文がつくりやすくなります。
たとえば、”agree”の理由をいう場合、こんな答えでもよいでしょう。
・弟(妹)が学校の英語の授業を楽しそうにやっているから
→I have a little brother. He enjoy English classes at elementary school.
・小学校に英語をやっておけば、私はもっと英語が上手になったと思う
→If I had studied English at elementary school, I would be better at English now.
“disagree”の場合は、こんなことを言えると良いかもしれません。
・英語を習いたければ、英会話スクールに行けばいいと思う。英会話スクールはたくさんあるので。
→If they want to learn English, they can go to a private English school.
There are many English schools nowadays.
・小学生には、英語は難しいと思う。
→It is difficult for elementary students to learn English.
Part4:Q & A
ここでの課題は、与えられた話題に関する質問に答えることです。
Part1とよく似ているように思いますが、Part1が、受験者自身のことについて質問していたのに対し、Part4は一般的な時事問題などが多いでしょう。問題の種類としては、「教育」「社会問題」「技術・テクノロジー」「メディア」などで、質問数は4題です。
もっと具体的にいうと、「教育」のテーマでは、子育て・勉強・学校生活・大学など。「社会問題」のテーマでは、環境問題・仕事・性・健康など。「技術・テクノロジー」の分野では、インターネット・スマートフォン・ロボットなど。「メディア」の分野では、テレビ・ニュース報道・新聞などが取り扱われます。
公式HPにある例題は、以下のような感じです。
2. Are there any advantages to studying online rather than in a classroom?
3. Do you think reading newspapers is better than watching the news on TV?
4. Do you think social media such as Facebook and Twitter are changing the way people interact?
ここでは、Part2やPart3のように、考える時間が与えられません。質問をされて、とっさにその質問に対し、自分の意見とその理由を話さなければなりません。自然の会話の流れで意見を述べる、というのが、最大の難関ポイントだとおもいます。
なんとなく難しそうな気がしてしまいますが、ここでもやっぱり、自分の経験や身近なことと関連づけて意見を言えるとよいでしょう。答えの例は以下のような感じです。
so it is dangerous for children to know everything so
I think parents limit children’s use of the Internet
Because if I study online
I can concentrate on studying because there are no friends to talk
SO I think it’s better to use online rather than studying class room.
If I watch news on TV I can do something else
so It is convenient for me to watch news on TV rather than news paper.
When I use Facebook to communicate with my friends
we don’t have to meet each other so I think it changes my way to communicate with my friends.
すべてのテストが終了すると、「終了です、行っていいですよ」と指示されます。”Thank you.”などとお礼を行ってから、試験会場をでるようにしましょう。
予想問題や対策本のおすすめは?
TEAPのスピーキング試験でおすすめの対策本はこちらです!
英検関連の試験に強い、旺文社からの出版ですので、信頼度は抜群です。こちらに紹介する本は、ライティングとスピーキングの対策本であり、予想問題が各パート8問ずつ掲載されています。スピーキングに関して言えば、CDも一緒についていますので、CDを聞きながら実際の面接を想定して、対策をすることができます。答えの例や、ポイントなども掲載されているので、「こんな風に答えればよいのだな」というのがわかるし、おすすめです。
ちなみに、リーディング・リスニング対策用の本は別冊になっています!
もしもあなたが、TEAPを受験する予定だが、まだ対策本を買っていない、ということあれば、こちらの2冊を一緒に購入することを強くおすすめします!
おすすめの対策方法は?
上記に紹介した旺文社の対策本を使いながら、「こういう質問がきたらこういう風に回答する」というパターンを作ってしまいましょう!対策本の中には、基本的な簡単な質問から、難易度が高く、初見では答えにくいような問題まで含まれています。ですので、ここにある問題にすべて対応できるようになれば、本番でも大抵大丈夫でしょう。
「一人で対策するのが難しい」という学生さんは、TEAP対策をやってくれる教室を探すのもあり。
以下、TEAPの対策に強い英会話スクールをご紹介しますので、参考にしてみてください!ちなみに、下記に紹介する英会話スクールは、いずれも無料体験レッスンを行なっています! そして、オンラインのスクールなので、近くのスクールを探す必要もありません。「少しでも気になった」という方は、気軽に無料体験レッスンを試して、TEAP対策をしてもらっちゃってくださいね。