こんにちは!
英語講師のゆうちゃんです!
英語圏在住の私のお友達から
こんな質問をされました。
質問の内容はこの文章。
“There are the 2 questions.”
ということで
今回はこの質問にお答えすべく
There is ( are )の後ろに
“the”が使えない理由を
例文を踏まえて
解説していきたいと思います!
“There is the ~”は間違いなの?
解説
今日覚えていただきたいのは
これだけです!!
↓↓↓
There is ( are ) の後に続く名詞には
“the”などの定冠詞で限定した名詞や
固有名詞が続くことは
基本的にはありません!
この質問に対する答えとしては
There is ( are ) 〜の使い方として
固有名詞を後ろにつけない性質がある、
という風に覚えていただくのが
変に理由をあれこれ考えるより
手っ取り早いと思います!
語学があって
言葉が生まれたわけではなく、
言葉があって
語学という学問ができたので、
「なんで?」って理由は
どうしても後付けになっちゃいます。
しかしあえて理由を説明してみます。
There are the 2 question.
この文を例文として
解説してみますね。
“the” がつくということは、
“2 question”がどんな”question”なのか、
自分にも相手にも
共通の認識としてある、
ということが前提と考えられます。
その、共通の認識としてある
“2 question”
について、あえて
There is the 2 questions.
(その2つの質問があります)
というのは
基本的にはおかしいということに
なってしまうんです。
構文の使い方
There is ( are ) 〜は
この後に名詞を続けることで、
〜がいる
〜がある
という意味になります。
例えば
こんな風に言いたい場合。
↓↓↓
これを英語にすると
こんな風になります。
NGな例
ここでもう一度
最初に言ったことを
思い出してくださいね!
There is ( are ) の後に続く名詞には
“the”定冠詞などで限定された
名詞や固有名詞が続くことは
基本的にはありません!
なのでこんなのはNGです!
固有名詞を置くこともできません。
例外
英語学習者を悩ませる“例外”!
There is (are ) ~ の使い方にも
後に”the”を使って良い
例外があるのです。
それが
その名詞を強調したい場合!
基本的に、the はつけないんですが
あえてその文章を強調するときは
強調を表すために
the をつけたり、
固有名詞を置くことがあるんです。
例えばこんな感じ。
↓↓↓
(ほらみて!ももこが彼氏といるよ!)
(ほら、あなたが探してた本があるよ!)
(ほら、そのレストランだよ)
こんな風に
必要なもの、探していたものなどが
そこにあることを相手に強調して
伝えたい時なんかは
There is ( are )〜の構文でも
“the”をつけたり
固有名詞を付け加えたり
するというわけです!
There is ( are )の基本
もう一度この構文の使い方を
きちんと勉強したい方は、
・中学2年生の文法書
または
・英検4級レベルの参考書
がオススメです!
まだよく分からない
そんな方は
参考書の「冠詞」の項目を
読み直してみてくださいね!
ネイティブに”the”は変だって言われたんだよね。
でもどうして”the”をつけちゃいけないの?